2019年11月01日

前向きに、と申したものの・・・

一夜明けて、被害の様子が少しずつ明らかになってきました。
首里城正殿や南殿などに収蔵されていたり、展示されていた貴重な文化財、その中には王国時代のものもあったようですが、ことごとく焼失してしまsったようです。現時点で、その数435点との報道がありました。。。
これは、取り返しのつかない損失としか言いようがないです・・・。
そして、沖縄の友人からは、もっと悲惨な損失の恐れについても教えてもらいました。
それが本当だとすると、再建にはかなりの痛手になるやもしれません。
気が滅入りますが、でも、嘆いていても良いことはなにもありません。
形あるものはいつかは滅びる、と私は常々思ってきました。
この火災もまさにそれを表したものと割り切って、今後に向けた協議を始めていただきたいと思います。


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Posted by 干瀬のまれびと at 23:36│Comments(4)日記
この記事へのコメント
やけにヘリの音がする、と思ってテレビをつけて驚嘆しました。

でも、
有形の物は焼けたら終わりですが、無形の知識や技能は、伝え教える営みが続いていく限り滅びないと思います。

実際、王国が滅びたときも、戦争ですべてが焼かれたときも芸能は滅びなかった! 歴史がそう語っています。「永遠の命」ですね。

(一面的な物言いであることは分かっていますがあえて‥‥)
Posted by umui-kwena at 2019年11月02日 01:25
umui-kwenaさま

ありがとうございます。おっしゃるとおりだと私も思っています。
ウチナーンチュの魂のよりどころと多くの県民が思っているかぎり、何度も再建してきた歴史を踏まえ、今回も必ず再建できる、する、と思っています。

ただ、92年の復元の経験と資料があるから、わりと短期間で再建できるだろうと楽観することはできない、とも思っています。
なので、さっそく始まった義援金募集などの動きも、十年スパンで継続できる形を整えるべきだし、再建プロジェクトの立ち上げも早急かつ慎重に、しっかり態勢を整えてやってほしいと思っています。
Posted by 干瀬のまれびと干瀬のまれびと at 2019年11月02日 10:15
先生、またまたご無沙汰しております。
今日、クラウドファンディングを利用して、首里城再建に向けての寄付を、僅かながら済ませました。
仕事が忙しく、なかなかニュースも見られていない状態ですが、
詳細が明らかになるたびに何度も、どうして、どうして…という気持ちになります。
それでも、募金額の推移の激しさを見ながら、
沖縄のことを思う人の多さに、少し救われる気もします。

またお邪魔致します。
寒くなる折、どうぞご自愛くださいませ。
Posted by きし. at 2019年11月02日 21:14
きしさん、こんばんは。チェックを怠っていて、レスが遅くなってしまいました。申し訳ありません。
首里城再建へのご支援、まことにありがとうございました。
この再建への道のりは、10年スパンの長いものとなりますので、息の長いご支援をいただければ(お金だけではなくね)と思います。どうぞよろしくお願いいたします。

お仕事、お忙しいのですね。今年も、あっという間にもう年末近く・・・どうぞお身体大切にお過ごしください。
Posted by 干瀬のまれびと干瀬のまれびと at 2019年11月16日 17:04
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