干瀬のまれびとの座

ごく最近、某サイトからの案内で、戦前のSPレコートの復刻盤（CD）の存在を知りました。
カタログを見ると、浅草オペラとか戦前のジャズとか、とても興味深い音源の数々にわくわくします。
なかでも、私の目をひいたのは、名古屋で録音されたクラッシックや軍歌の復刻。
さっそく２枚を注文、すぐに届きました。
軍歌はまだ聴いていませんが、クラシックは玉石混交です（笑）。
よくこんな演奏を録音したなぁ、、、、と思うものもあれば、なかなか立派な演奏もありました。
まぁ、一発録音で、演奏者も緊張していたのかも、と思うことにしました。
それはそれとして、私が興味をもったのは、これら名古屋録音の音盤がアサヒ蓄音機のツルレーベルのSP盤だからです。
私の調査では、昭和初期にかなりの数の録音を手がけたこのレーベルは、東京・大阪にもない最新式の録音機を使っていたとのこと。
そして、なんと沖縄向け（沖縄限定発売）の沖縄民謡・琉球古典の録音を相当数手がけていたのです。
その全貌はまだわかっていませんし、今確認できる音盤も極めて限られています。
その多くは、沖縄では聴くことができますが、こちらではたぶん聴く機会はほとんどないでしょう。
なので、この復刻盤を制作している会社に、復刻CDを作ってもらえないだろうか、と思っています。
（って、勝手に思っているだけで、まだ何も行動してませんが・・・・）
商品化すれば、それなりに話題を呼び、一定の数は売れると思うのだけれど。。。。