干瀬のまれびとの座

今日は、B52が嘉手納で墜落して５０年という節目の日でした。
って、私も、今日がその日であることは数日前まで意識しておりませんでした。
県内二紙が、数日前から特集記事を組んで報道していましたから、ああ５０年経ったのだ、とわかった次第。。。
当時小学生だった私は、この事故のことは記憶にありません。
ただ、B52という爆撃機がベトナム戦争で連日北爆をしていたことは知っていました。
が、５０年経って、自分が沖縄の基地問題に関心を持って、連日なにがしかの文章を書くことになるなんて、想像もできなかったことです。
当時は、本土メディアも、ベトナム戦争がらみで、この事故について大きく報道もされただろうと思います。（未確認ですが・・・）
でも、今日、こちらのメディアでこの５０年という節目について報道したところはあるでしょうか？
私の知る限り、ありません。
明日の授業で、学生たちに、この事故について問うてみるつもりです。
おそらく、ほぼ全員が知らなかった、と答えると想像しています。
辺野古の問題を自分のこととして考えられない背景には、こうした状況があることは間違いないと思います。
良識ある報道を、切に望みます。